医学の入口の方におすすめの本
『地域医療学ハンドブック: 君たちは地域医療をどう学ぶか』
鳥取大学医学部地域医療学講座
末永先生おすすめの本です。
こちらには、ドナルド・ショーンの省察的実践について触れているページがあります。
きちんと学問を修めてきたのに、現場に行ったらことごとくそのことがうまくいかない。
ローカルで葛藤が満ちる日常。
不確実性に耐えるにはどうしたらよいのか。
実践家はそうした日常のなかで、何かを変えて何かの答えを導き出していくしかない。何を変えているのか?それは自分の枠組みを問い直しているのではないか。
そのことは行為の中の省察(Reflection-in-Action)として紹介されています。
こうしたことは、態度とも言われているかも知れません。
絶対に悩むはずの実践。心細くなるのは当たり前、覚えておきたいことの一つです。
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『こどもEBM~自分で考える頭を作る本~』
名郷直樹
Evidence-Based Medicine 「根拠に基づく医療」
こちらは科学的なものの考え方を伝える本ではあるですが
正しい知識をどのように手に入れて認めるかというお話にも読めます。
堅苦しくなくて、むしろ、学校での勉強が苦手な子に大人が読んであげても良いような内容でした。
正しい科学の中に必ずある間違い。
この本ではサケット先生という人が出てきます。
サケット先生は若いころに、入院中の患者さんから歩きたいと相談されます。当時の治療として、寝ていることが1番の回復の道と考えられていました。
しかし、サケット先生は、その患者さんのために調べます。
寝ていた人と歩いていた人で回復に差はあるのか…答えは…。
また、サケット先生はこのように自分で考えていたので、決して上司の先生から認められるわけではありませんでした。
そこで自分は、できない学生にもEBMで教育しようと考えます。EBMのポイントは、何のために問いを立てるのか。
それは患者さんのためであって、患者さんが本当にどうしたいのか、から最新の科学を調べていくという方法です。
サケット先生は、国で1番の大学で教育を受けた医学生と、EBMのトレーニングを受けた医学生たちの20年後を比べました。
どんな違いが出ていたと思いますか?
ローカルな課題に普遍性をどのようにつかうのか。
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1人で挑む臨床の現場。
思い通りにいかない先も、道があるようだ、そのとき諦めたりしないで、という2冊です。
(2冊目はこども向けなのですが)
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