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「聴診器のむこうがわ ---いのちの音をさがしにいこう---」
プロジェクトタイプ
こども医療体験
日付
2025年7月19日
場所
宮城県雄勝町
海辺の小さな診療所で、こどもたち(小中学生)を対象に夏休みの医療体験を実施しました。
様々なシーンがありましたので、一部をお届けします。
・聴診器をあてて、初めて聴く心臓の音におしゃべりを止めるこどもたち。
・「病院で働きたいけど、血が怖い…」とこどもがはなすと、
ベテラン看護師さんが答えました。
「わたしもそうだったんだよ〜!でも慣れるんだよ、大丈夫」
・「エコーにうつる心臓は白黒??カラーじゃないよね?」
怖い子もいるんだな、と改めて学びにする若手の先生たち。
・「心電図/しんれんず、おもしろい!笑っちゃう!」
「大変です!先生!針がとんでもない動きをしています」
どのグループも盛り上がる心電図コーナー。
・病気の心臓の音を聞き分けるクイズも。
「心雑音ですね」キリッ という女の子。
「これがわかると、もし機材がないところでも、早く病気を見つけてあげられるんだよ」と末永先生。
感想文も書いてもらいました。
雄勝診療所で飾ってくださるそうです。
住民さんたちが、待合室で読んでくれるかも知れませんね。
——
企画をするにあたり、
まず、こどもたちに今、何を伝えたらよいのか?
から考えました。
少しつらいお話になりますが、
日本では、10〜14歳、15〜19歳において、
死因の第一位は自殺です。
こどもたちが困っていることは、
生きづらい、ということなのではないか。
そこから、「命の授業」をしようと、
内臓の中でもシンボリックな、
心臓を取り上げることになりました。
最後には、末永先生が、
ゴルゴ松本先生の本を紹介しながら、命の話をしました。
「人生には、どうしても、つらいこともあります。
何かあったら、水曜日に雄勝診療所にいます。
覚えておいてください」
——
厚生労働省 令和6年人口動態統計月報年計の概況より。



























