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稲刈り2025

プロジェクトタイプ

農業体験

日付

2025年10月

場所

石巻市河南町

東北医科薬科大学 総合診療専攻医(石巻市立病院で研修中)
相原晃暢さん

農業体験を経て
今回初めて農作業の一部を体験させていただきました。稲を刈るだけ、と最初は軽く考えておりました。

しかし実際に説明を聞いて始まると、足が泥で取られる中での稲刈りは想像以上に大変でした。稲刈りをするにあたって説明を頂き、

・稲を刈るときは手を怪我しないように鎌と逆の手は親指を下に稲穂を掴んで鎌で刈り取る
・米が水に浸かってしまうとそこから芽が出るため、商品としては価値がなくなる
・コンバインが入るため田んぼの地面を乾燥させるため、まずは四隅の稲穂から狩る必要がある
・泥の田んぼ専用の長靴でないと足元が深くはまりやすい
・ある程度稲穂を刈ったら巻いて束を作る手順
・束をいくつか作ったら田んぼの脇で積み上げて稲の乾燥を促進させる

等少しの作業の中で多くのスキルと知識が必要になりました。

さらに天候にも左右され、機械の故障で修理には、かなりの費用がかかったり、農業を行っている人たちのネットワークで悩み事を補い合うことで問題を解決していく。
また、雨がたくさん降ったため、専用の機械で田んぼの地下水を抜いて水分調整を行う等、田んぼのメンテナンスも必要であり、美味しい米を作ることの大変さを学べました。

今回の体験で思ったことは、農業は医療の現場と少し似ている気がします。
医療では患者さんのため家族や看護師さん、ケアマネさんなど様々な人と相談して患者さんをケアしていく。田んぼでの協力、メンテナンスが患者さんの相談、ケアに該当するように思えました。
職業は違えど他の人と協力して、一つの目標に向かって動いていくことの大切さを学んだ経験となりました。

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