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海辺の小さな診療所「聴診器のむこうがわ」2025冬
プロジェクトタイプ
こども医療体験
日付
2025年12月
場所
宮城県石巻市雄勝町
医師や薬剤師を目指す学生たちと取り組みました。
また、研修医、専攻医のほか、
診療所の看護師さん、事務長さんも運営に参加。
以下は、彼ら彼女らの感想です。
◇事前、◆事後にアンケート形式で答えてもらいました。
◇事前
Q.今日のイベントで、一番「不安なこと」や「難しそう」だと感じていることは?
・こどもたちのリアクション・受け取り方が想定できない点
・子どもたちに、痛くない怖くないことを伝えることができるのかという不安、難しそうだなと感じます。
・人と関わること。
・前回、エコーに積極的になった子供が少なかったので、今回参加する子供たちは楽しんでくれるかが不安。
◆事後
Q.子供たちと接して「ハッとした瞬間」や「印象に残った出来事」は?
・「次の部屋は暗い?」と何回か聞いてくる子がいました。1番最初に、全部の部屋を回ってみるのも良いかと思いました。
・「やってみる?」よりは「一緒にやろう」の方がやりやすそうだった。
・牛乳寒天で最初に楽しく遊べたり、音楽や先生方の雰囲気のおかげで心エコーに対する抵抗感が少なかったように感じました。
実際に心臓に当てるとなったとき、やはり緊張感はありましたが、エコーそのものが怖くないと言うことを伝えていたからか最終的には全員が体験してくれました。
その後、小さな声で「楽しかった」と言っていた姿が印象に残っています。
勇気を出した子どもの姿に感動しました。
◇事前
Q.現在の「地域医療」や「小児医療」へのイメージは?
・勉強することは多いけど充実感があります。
・その地域で安心して暮らせるため、安心して子育てするために必要な、インフラのようなもの。
・小児医療は医療従事者が少なく、十分な医療を提供できていない。
・臓器別でなく総合的に診ることが求められる。人口が少ない地域だと、みる疾患の種類も少ない。
・人口減少、少子高齢化で厳しい状況にあるが、どちらも必要不可欠なもの。
◆事後
Q.実際にやってみて、地域医療・小児診療へのイメージはどう変わりましたか?
・子供たちの反応が個人によって多様で、1人1人に合わせる難しさを実感しました。
・小児診療は成人診療よりも接し方や説明の仕方など難しいと感じました。また、普段は老人診療ばかりなのでフレッシュさに圧倒されました。
・今日の子供たちの中から地域医療や小児医療を目指す子供たちが現れてほしいと感じた。
・元々、地域医療にはすごく興味があり、地域に出ていくことにも魅力を感じていましたが、その一方で実際に医師になった時に本当にできるのか、周りの人からどう見られるのかといういくつかの葛藤がありました。
しかし、雄勝の硯職人の方の動画を見させていただいたり、今回の様に地域で活動する先生方やその周りの方々を近くて見させていただく中で、医師が地域に出ていくことは「医師と患者の垣根を越える」ということなのかなと感じることができました。
近くでその姿を見せていただいたこと、更にはその活動に関わらせていただいたことで、私が将来進みたい道はやっぱりここだな!と自信を持つことができました。
◇事前
Q.現在の「診療所」へのイメージは?
・患者が何でも相談できる診療所
・地域の方が困った時に頼れる場所
・医師の高齢化が深刻なイメージ
・プライマリ・ケアを担うところ。特に病院に比べて近接性が求められる。
◆事後
Q.こどもへの説明の工夫や、そこから学んだことは?
・怖い大人と思われないように気を付けました。
・小1、年長さんだったため、できるだけ短く説明すると飽きずに聞いてくれた。理解してくれたかどうかはわからない。
・熟語を使わず話すことや、目線を合わせることで子供たちの視線に立つことの重要性を再確認しました。
・前回参加させていただいたときから、子どもたちの反応や発言ひとつひとつに注目して、怖がらせないためには、もっと楽しんでもらうためにはどうすれば良いのかを真剣に考える皆さんの姿に温かさを感じてました。
今回は私も精一杯考えて工夫することができたかなと思っています。最初に紙芝居を担当させていただいたことは自分の中でも大きな挑戦でした。どう伝えれば怖がらせないかを慎重に考えたり、言葉ひとつ一つを丁寧に振り返って怖がらせてしまう可能性がないかを考えました。当日は緊張してあまり覚えてなく、声のトーンやスピードなどもっと工夫できるところはありましたが、自分のできることはやれたかなと思います。
また、事前に出した牛乳寒天を使ってエコーで遊ぶ案を採用していただき、実際に子どもたちが怖がらずに体験できる姿を見れてとても嬉しかったです。



